重たいもの、かさばるもの。天気が悪い日や、体調がすぐれないとき——
そんなとき、自宅まで届けてくれるネットスーパーは、本当に心強い存在です。
私自身も、定期的に利用していて「ありがたいなあ」と感じることの方が多いのです。
けれど、そんな便利なサービスにも、「あれ?」と思うような出来事が、実は少しずつ積み重なっていたりします。
配達トラブルがあると、やっぱり戸惑う
ある日、ネットスーパーで注文した商品が、予定の時間になっても届きませんでした。
不安に思って最寄りの店舗に電話をすると、「ネットスーパー部門の対応になるので、直接そちらへ」と案内されました。
ネットスーパーは問い合わせフォームしか見つからず、連絡を入れましたが状況がわからないまま時間が過ぎていきました。
その間、見覚えのない番号からスマートフォンに着信がありましたが、昨今の特殊詐欺のこともあり、警戒して出られず…。
3回目の着信でようやく応答したところ、配達先を間違え、別のお宅に届けてしまっていたことが判明しました。
謝罪はあったものの、「すでにキャンセル処理をしたので、再度ご自身で注文し直してください」と案内され、その日の配達は叶いませんでした。
結局、翌日以降の再配達を自分で手配することに。
ところが、その再配達でも本来届くはずだった商品がいくつか入っておらず、その分はさらに当日の遅い時間に届けられることに。
一連の流れの中で、こちらの予定や気持ちは何度も振り回されてしまい、正直なところ、残念な気持ちが残りました。
生鮮食品は、自分の目で見たい気持ちも
このネットスーパーでは、過去にも、生鮮食品の鮮度が気になったこともありました。
ネットスーパーでの買い物は便利な反面、「この食材は、今日はやめておこうかな」という直感が使えないのが難しいところです。
最近では、日用品や冷凍食品を中心に頼むようにしています。
(それでも、あとから調べると、商品が足りないなどということもありましたし…)
結局は、“確認とちいさな気配り”かも
すべてのネットスーパーがそうではありません。
なかには、「事前に欠品を知らせてくれる」「配達の方がとても丁寧」といった安心感のあるサービスもあります。
こうした対応があるだけで、たとえ完璧じゃなくても「またお願いしよう」と思えるもの。
やっぱり、人の手で届けられているからこそ、そこに気持ちが感じられるかどうかって大きいんですね。
ネットスーパーは、私たちの暮らしにとって、すでに「生活インフラ」に近い存在になりつつあると思います。
だからこそ、ちょっとした伝え方、ちょっとした対応が、“また頼みたくなるか”を左右するのかもしれません。
おわりに:声に出さないけれど、思っていること
もちろん、現場の方々が一生懸命働いてくださっているのは承知しています。
でも、私たちも日々、生活をなんとか回している身です。
お互いに、少しの思いやりと工夫があれば、もっと便利で、もっと気持ちよく使えるのではないでしょうか。
仕組みも無理がいっているのかなとも感じているので、働く人にも無理のない方向で、企業としての改善をしてほしいですね。
そんな願いを込めて、今日はこの話を綴ってみました。

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