青森県中泊町の小学校で茶道教室が開かれ、児童たちがお点前を習ったというニュースを目にしました。
慣れない正座で足がしびれてしまった子どもたちの姿が目に浮かび、思わず微笑んでしまいました。
「そういえば、子供のころお茶のお稽古に行っていたなあ」と、当時を懐かしく思い出したところでこの文章を書いています。
私は幼いころ、裏千家のお稽古に通っていました。
当時の私は、お点前そのものよりも茶席でいただける和菓子が目当てで、お稽古に行くのが楽しみでした。
しかし、お稽古場に足を踏み入れると、その空間はまるで別世界。
お先生のお宅は、門をくぐった瞬間から静寂と清らかさに包まれ、古風ながらも凛とした美しさが漂っていまました。
日本住宅特有の「間」や「畳」の美しさだけでなく、整然とした水屋の清々しさが際立っていたように思います。
お稽古は、そこは子供のことですから、畳の目を数えながら道具を正確な位置に置く作業は、非日常すぎて意味が分かりませんでした。足もしびれますしね…。
裏千家のお点前は、お抹茶をよく泡立てるのが特徴です。
一方で、表千家のお点前では、抹茶をあまり泡立てず、”かがみの表”と呼ばれるその滑らかな表面が美しく印象的です。
大人になってお稽古に行った先は表千家でしたが、浮世の義理で伺っていたこともあり、人間関係にいささか疲れたという思い出しかありません。
でも、茶会(略式の茶事)を経験できたことは、大人だからこそできる学びでありました。
なんでこんな狭い躙り口から入るんじゃ~と、心の中でつぶやきましたけど。
最近では、抹茶は外国人にも人気があります。
インバウンドの外国人が、抹茶味のお菓子をよく購入されているのを見ます。
抹茶の味わいやその文化的背景に魅了される人が多いのでしょう。
茶道はただお茶を点てる技術だけではなく、空間、時間、人との調和を学ぶ場でもありました。
正座のつらさや畳の目とのにらめっこも、今となっては懐かしい思い出です。
ニュースの子どもたちも、きっとお点前を通じて日本文化の奥深さに触れ、いつかこの経験を懐かしく思い出す日が来るのではないでしょうか。
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