年を重ねるごとに、選挙に行く意味が少しずつ変わってきたように感じます。
若い頃は「義務だから」と投票していましたが…
嘘です。
「頼まれたから」「義理があるから」など、とんでもない理由で投票してました。
でも、今は違います。
私の生活のみならず、子供たちの世代をより良い方向に導くための一票になるよう、願いながら投票するようになりました。
今回の選挙では、政治と金の問題が大きくクローズアップされています。
政治の現場に居たことのある身としては、意図をもっての報道に違和感を覚えつつも、与野党問わず国政の現場にいる方々に、しっかり国民に目を向ける時がきていることを実感してほしいと願っています。
一方で、安全保障面に関しては、国民の声を頼りに政策を作っていったら、とんでもない事態に陥るでしょう。
専門家と称する人たちが正解を持っているとは限りませんけれど…。
そんな感じに逡巡しているとき、ふと、「90歳まで生きるとして、あと7〜8回しか選挙に行けないな」と気づき、その数の少なさに少し驚きました。
一度の選挙が、社会に参加し、未来を共に築くための貴重な機会だと思います。
年を重ねたからこそ見える課題があるのだと、投票所に向かう道すがらも考えるでしょう。
一票がすぐに劇的な変化を起こすことはありません。
次の世代がより良い社会をうまくやっていけるよう、今日もその思いを込めて一票を投じます。
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