60歳を迎えてから年金について考える機会が増えてきました。
気になり始めたら、YouTubeで年金関係の動画が目に付くようになり見るようになりました。
今までは、漠然と年金は65歳からと思っていましたが、60歳からもらえる繰り上げ受給も選択できるのですね。
繰り上げ受給すると受給金額は減りますが、健康なうちにそのお金を有効活用したいと思うようになりました。
旅行や趣味に使えるのも元気なうちだけですものね。
これからの人生をさらに豊かにすることに使いたいです。
- 60歳からの繰り上げ受給シミュレーション
- 60歳で年金をもらうメリット・デメリット
- 老後の楽しみ方
- 年金手続きの方法
個人的には繰り上げ受給の方が、年金を有効活用できるのですごくおすすめ!
あなたの人生を豊かに過ごすための参考になれば嬉しいです。
60歳からもらえる年金の額シミュレーション
実際に年金がいくらもらえるのかシミュレーションしてみました。
表と太文字色文字部分だけ見てもらえば、なんとなくイメージがつかめると思います。
年金60歳からもらうといくら減るのか
会社員・公務員・自営業・専業主婦など、掛けてきた年金額によって受給額は違います。
シミュレーションしてみましょう。
自営業者で国民年金を満額納めた人が60歳から受給した場合
65歳で1年間に受給できる金額は約78万円で月額6万5千円です。
60歳からもらうと24%減額されるので約59万円となり、月額5万円ということになります。
国民年金のみの計算方法 クリックしてみてね
85歳までもらったと仮定すると24%減額されたままなので、
65歳からもらえる金額は59万円×20年=1,180万円です。
60歳から85歳までもらえる金額は約1,475万円となります。
65歳から満額受給したとすると、
85歳までにもらえる金額は78万円×20年=1,560万円です。
24%減額で60歳から85歳までもらえる総額は1,475万円
満額で65歳から85歳までもらえる総額は1,560万円
その差額は85万円です。
早めにもらって、余裕を持って旅行や趣味に使う方が、私は良いと思ってます!
厚生年金を納めてきた人が60歳から受給した場合
年収により違うので、厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」から、平均の受給月額を拾いました。
厚生年金の場合の計算方法 クリックしてみてね
65歳からもらう場合、月額約14万円でしたので14万円×12カ月=年額168万円です。
60歳からもらうと24%減額されるので168万円×24%=40万円
168万円-40万円=128万円となり、128万円÷12カ月=月額10万6千円となります。
24%減額で60歳から85歳までもらえる総額は3,200万円
満額で65歳から85歳までもらえる総額は3,360万円
その差額は160万円です。
損益分岐点は80歳くらいなので、80歳までを充実させたいなら、60歳からの繰り上げ受給も全然ありですよね!
これはあくまでもシミュレーションです。
人によって違うので、しっかり確認しましょう。
60歳で年金をもらうメリット・デメリット
私の場合はメリットの方が多いですが、皆さんはどうでしょうか?
メリット
- 平均寿命近くまでは、60歳から65歳までの5年間に受け取れる総額で得をする
- 年金をもらうと、仕事の時間を減らすことができる
- 生活費の不足分を補える
- スキルアップや趣味など、元気なうちに好きなことにお金が使える
- 税金の負担が減る
- お金の価値は減少する
お金の価値は減少するの意味は、「物価は高くなり続ける=お金の価値は下がり続ける」ということなので、 繰り下げ受給して意味あるのかな?と思いました。
デメリット
- 生涯にかけて減額された年金を受給する事になる
- 老齢年金を繰り上げした後は繰り上げ請求を取り消しすることは出来ない
- 働きながらの受給は、給料と年金を合わせ
48万円50万円以上だと減額される ※参照 - 繰り上げ請求した日以後は、もらえなくなる年金などがある※参照
※働きながらの受給は、給料と年金を合わせ48万円50万円以上だと減額される
在職老齢年金制度が適用されるのは60歳以上の会社員が対象なので、
個人事業主や業務委託としての働き方なら、毎月の合計の収入が48万円50万円でも年金は減額されません。
スキルを身に着ければ、クラウドソーシングなどで仕事をすることが可能です。
クラウドソーシングで業務委託なら気にしないで仕事ができますね。
収入が増えてきたら個人事業主になるのもおすすめです。節税ができますよ。
※繰り上げ請求した日以後は、もらえなくなる年金などがある
①事後重症などによる障害基礎(厚生)年金を請求することが出来ない
②失業給付金と併給できない
③遺族年金と併給できない
健康寿命をチェック!
健康寿命も人それぞれなんですが、一応チェックだけはしておきましょう。
女性の健康寿命は75歳なんですね…
健康なうちに自分にお金を使いたいな…
健康寿命での年金計算はこちら
国民年金のみの人が75歳まで繰り下げ受給すると、
1カ月繰り下げるごとに0.7%ずつ増額されるので、
75歳まで繰り下げ受給した場合は、84%の増額となり年金額は年間146万2800円です。
月額では12万1900円になります。
月々の年金を介護の費用に当てようと考えている場合は、繰り下げ受給も魅力ありですね。
ただ、85歳までもらったと仮定した場合、10年間なので約1,463万円です。
60歳で繰り上げ受給をした場合1,475万円なので、生涯でもらえる金額は、ほぼ変わらないということになります。
私は健康寿命を考えると、アクティブに動けるうちに年金をもらい色々チャレンジしたいと考えています。
以下の「健康寿命・平均寿命」のグラフは、厚生労働省の健康情報サイトからの引用です。
60歳でもらう年金、私の使いたいことリスト
私が60歳代で年金をもらうとしたら何に使いたいか考えてみました。
豪華客船の旅
年金をもらったら、旅行に行きたいな。
ダイヤモンドプリンセスの旅
私、豪華客船の旅がしたいのよね。
豪華客船ならなら、ダイヤモンドプリンセスがいいんじゃないかな。
豪華ディナーだけじゃなくて、ダンスレッスンがあったり、カジノがあったり、非日常が楽しめちゃう。
\友達と行くのもいいし、一人旅も最高! おしゃれして楽しみたい! /
神戸ナイトクルーズ
ダイヤモンドプリンセス、憧れます。
でもその前に、練習にナイトクルーズ体験しよう!
\ 楽しいイベントもいっぱい!船旅を楽しむ練習に! /
ナイトクルーズおひとり様も楽しそう!
ピアノを習う
私は子供の時に習いたかったピアノを始めようと思うの。
いいですね!ピアノは認知症予防効果もあると言われているから、60代にはおすすめかも!
シアーミュージックのピアノコース
\ 無料体験レッスンもありますよ /
グッドアピールの初心者向けピアノ講座
\ 在宅で習いたい人におすすめです /
在宅ワークで稼ぐ
年金をもらったら、実力が付くwebスクールを受講して在宅ワークで稼げるようになりましょう。
余裕があれば、趣味と実益を兼ねて通信講座で資格取得するのもいいですよ。
下の表は、2023年の厚生労働省のデータですが、年金の平均受給額は夫婦二人の世帯で200万円弱です。
この年金額じゃ心もとないです。
できればずっと働きたいけれど、体力も落ちてきたし、60代でもできる在宅ワークはないかしら。
それならwebライターがおすすめですよ。
スクールでスキルアップすれば、60代でも稼げるようになります。
\ 講師がマンツーマンで教えてくれるから60代でも安心 /
60代でもOKなら年金もらって勉強するのもありですね!
主婦にとって在宅で学べるのは嬉しいですよね。
私もメイカラで学んで、月5万円稼げるようになりました。
月5万円って、年間60万円なのでかなり大きな金額ですよね。
そうですね!年金が年額80万円だったとしたら、140万円になりますからね!
通信講座で資格取得
その他、通信講座で資格取得を目指すのも楽しいですよ。
\ 女性のための通信講座です/
心理カウンセラー・占い師・ビジネス・国家資格まで、300講座以上あるんですね!
趣味性の高い資格から就職に有利な資格までさまざまですね!
私は占い熱が再燃してるので、「SARAスクールで占い講座」受けてみようかなと思ってます(笑)
年金の繰り上げ受給で月5万円手に入ると、楽しい時間が作れます。
東京証券取引所のプライム市場の2023年の平均利回りは2%程度なので、月5万円の配当を受けるには約3,000万円の資金が必要なので5万円って大きいですよね。
月5万円生活費にプラスされれば、体調を崩しがちな年齢なので医療費負担の足しにもなりますし、高齢の親もとへの帰省回数を増やすこともできます。
60歳からもらうなら年金事務所へ行くのがおすすめ
手続きの相談
まず自分のお住いの近くの年金事務所へ予約をし、相談に行くことをおすすめします。
ネット予約できるので便利ですよ。スマホからも大丈夫です。
かなり込み合っているので、私の場合10日以上先の予約となりました。
年金は掛けてきた種類や年数、家族構成などにより違いがあるからです。
手続きに必要な書類や流れを聞き、分からないことも聞きましょう。
納得して繰り上げ受給をするためにも行った方がよいでしょう。
https://www.nenkin.go.jp/section/soudan/index.html
手続き
年金事務所に繰り上げ受給を行うための予約を入れます。
年金手続きにはかなり時間がかかるようです。
手続きには年金手帳・マイナンバーカード・本人確認証・戸籍謄本・年金請求書などが必要だそうですが、事前の相談で確認した書類を持っていけばよいということですね。
あとは年金事務所で書類に記入をして年金請求書を提出すれは手続き完了です。
手続き後、約1カ月で「年金証書・年金決定通知書」が自宅に郵送され、さらにそこから1カ月~2カ月で年金受給が開始となります。
年金相談に行ってきました!
本当に繰り上げ受給してよいのかしら?
そんな思いも0.1%くらいはあったので、きちんとお話を伺いました。
繰り上げ受給の申請をするために必要なもの、自分の年金手帳、配偶者の年金手帳なども持って行ったので、その場で申請書類を書くことができましたよ。
参考:窓口での年金相談のご案内
ネット予約を入れるときに、備考欄に相談したい内容や疑問点を記載しておいたので、スムーズだったのかもしれません。
あとは、戸籍謄本を付けて提出すれば、手続き完了です。
【追記】
今日(2024/9/30)、年金事務所に書類一式、提出してきました。
内容を確認し、すぐに受け取ってもらえました。
1カ月~2カ月、最澄で3カ月で支払いが始まるそうです。
書類を提出した翌月まで、遡って振り込まれますので安心してくださいね。
まとめ
年金は通常65歳から受給できますが、60歳からもらえる繰り上げ受給も選択できます。
60歳からもらえる年金の繰り上げ受給をシミュレーションをしたら、受給金額は減るものの総支給額の分岐点となるのは80歳を超えてからだと分かりました。
女性の健康寿命が75歳ということを考えると、健康なうちに色々チャレンジして楽しい時間を過ごしたいですよね。
豪華客船で旅したいな。在宅ワークにも挑戦したい。
ピアノ習いたいわ。何か資格も取りたいな。
私も色々チャレンジしたいです!
※年金は人それぞれなので年金事務所に相談するなどして、リスクを理解したうえで繰り上げ受給の手続きをしてくださいね。
コメント